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特許データ構造

製品の各レコードには、特許ファミリが存在します。特許ファミリとは、異なる国によって付与された特許のセットです。それぞれのレコードには、1 つ以上の特許番号が存在し、この特許番号が特許ファミリを表します。

ダウエントでは、受け取ったすべての特許明細書を確認して、それぞれの発明がダウエントに初めて入力されるものかどうかを判断します。ダウエントに存在しないまったく新しい発明に関連した特許ドキュメントは、ベーシックと判断され、新しいレコードが作成されます。

すでに別の国でベーシック特許として公開され、ダウエントのデータベースに存在する発明に関連した特許ドキュメントは、対応特許と判断されます。そして、対応するベーシックレコードが、この対応ドキュメントからの追加情報で更新されます。特許ファミリは、ベーシック特許と対応特許からなります。

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特許レコード

製品レコードには、以下の情報が含まれています。

  • マスター特許を含む特許ファミリ
  • マスター特許で引用されている引用文献のリスト(引用特許)
  • マスター特許を引用している特許(被引用特許)

以下の図は、マスター特許とその引用特許および被引用特許の関係を表しています。

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引用

引用は、主要な 6 つの特許発行機関で公開された特許ドキュメントからキャプチャされます。引用とは、先行特許への参照を指します。

特許庁の審査官によって引用された引用文献データのみ、継続的に収録されます。発明者によって引用された引用文献データは、バックナンバーファイルから利用できます。特許ファミリのレコードには、ベーシックドキュメントと対応ドキュメントからの引用が追加されます。そのため、ベーシックメンバーと対応メンバーの両方とも、引用文献を取得するマスター特許となりえます。引用文献には、特許または文献が含まれます。