index
引用レポート
引用レポートは、検索結果セットの総計引用統計を提供します。この統計には、以下の項目が含まれます。
-
検索結果数の合計([検索結果] フィールド);
-
すべてのレコードが引用された合計回数([被引用数の合計] フィールド);
-
検索結果セットで見つかった引用の合計(被引用数)からセットの論文の引用(自己引用)を引いた数([自己引用を除く被引用数の合計] フィールド);
-
検索結果セット中の項目への引用合計数([引用論文をすべて表示] フィールド);
-
引用文献数から検索結果セットに表示される文献数を引いた数([自己引用を除く表示] フィールド);
-
レコードが引用された平均回数(平均引用数(項目ごと);
-
レコードが引用された検索結果セットの年ごとの回数([合計] カラム); および
-
被引用数により降順でランク付けされた出版物のリストに基づく h-index 数。
index
引用レポートについて
引用レポートには製品内で索引付けされている情報源レコードへの引用が反映されます。製品内で索引付けされていない項目への引用を含めるために、引用文献検索を実行することを推奨します。引用索引で索引付けされている情報源レコードは、[詳細表示] に含まれます。
横断検索を実行すると、引用レポートには Web of Science プラットフォームのすべての引用索引内の情報源レコードへの引用が反映されます。
- Web of Science Core Collection
- BIOSIS Citation Index
- Chinese Science Citation Database
- Russian Science Citation Index
- SciELO Citation Index
通常、横断検索レポートは Web of Science Core Collection の被引用数とは一般に異なる被引用数の合計を使用するため、横断検索引用レポートは Web of Science Core Collection で生成される引用レポートと完全には一致しません。この規則はすべての引用索引に適用されます。
index
検索結果と引用回数
[検索結果] ページのレコードはデフォルトで被引用数 -- 多い順により並び替えられます。ただし、テーブルの上と下にある [並び替え条件] メニューから別の並び替えのオプションを選択して検索結果を並び替えることができます。
前の [検索結果] ページに戻って被引用数で並び替えると、同じ順番で同じレコードが表示されます。
index
[年] カラム
各レコードの右側のカラムは、それぞれの年の引用記事数を示します。
- 前の年の引用回数を見るには、[左] 矢印を使用します。
- 次の年の引用回数を見るには、[右] 矢印を使用します。
年の範囲は最初の検索で選択したタイムスパンに基づいて表示されます。たとえば、タイムスパンを 2000 年から 2005 年に設定した場合、引用レポートでは 2000 年から現在までのすべての年の引用回数が表示されます。ただし、システムは 2000 年から 2005 年に出版されたすべての検索結果を返します。
index
[合計] カラム
[合計] カラムの上の数は、検索結果セットの全範囲の引用記事の合計数です。図は、各年の引用文献の合計数を追加して計算されます。次に例を示します。
合計 = 967
1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010
3 4 4 6 18 52 84 104 96 121 155 112 129 79
上記の同じ式を使用して、[引用レポート] テーブルの各レコードの合計数が計算されます。次に例を示します。
[引用レポート] テーブルのレコード #6
合計 = 88
2005 2006 2007 2008 2009 2010
16 14 18 16 12 12
特定のレコードの [合計] カラムの数をクリックして、全引用文献を表示します。
結果セットを編集して、このページに新しい引用レポートを作成できます。たとえば、項目 4 と 5 の横のチェックボックスをオンにして、[Go] ボタンをクリックします。引用レポートから該当するレコードが削除されます。また、少なくとも 1 つの引用記事がある結果に基づいて新しい引用レポートが作成されます。結果セットが大規模な場合は、リストを使用してデータベース年のスパンを選択してから、新しい引用レポートを作成します。
index
平均引用数(1 年ごと)
この数は、論文の発表後に検索結果セットの論文が引用された数の平均を示します。[合計] カラムの引用数を [年] カラムの年数で単純に割った数です。次に例を示します。
[合計] カラムの引用数 = 307
[年] カラムの年数 = 11
平均引用数(1 年ごと) = 27.91
index
引用レポートのグラフ
毎年の出版項目数
このグラフは、セットで年ごとに出版された項目数を示します。論文が最も多く作成された年と最も少ない年を示します。データは [検索] ページで選択したタイムスパンに基づきます。
毎年の引用数
このグラフは、セットの項目に対し毎年どのくらいの引用数があるかを示します。引用記事が最も多く作成された年と最も少ない年を示します。データは [検索] ページで選択したタイムスパンに基づきます。
index
引用レポートの総統計
検索結果
このフィールドは、検索結果セットの合計レコード件数を表示します。最初の検索で選択したタイムスパンに基づいて表示されます。たとえば、[全範囲] を選択した場合は 250 件で、[今年] を選択した場合は 50 件になります。
index
被引用数の合計
このフィールドは、検索結果セットで見つかったすべての項目の引用(引用文献)の合計数を表示します。これは、[合計] カラムの合計で、[引用レポート] テーブルの全範囲の引用記事の合計が表示されます。
index
自己引用を除く被引用数の合計
このフィールドは、検索結果セットで見つかったすべての項目の引用(引用文献)の合計数からセットの論文の引用(自己引用)を引いた数を表示します。
たとえば、Smith AJ が 7 つの論文を発表して合計 9 回引用されているとします。ただし、これらの論文の 2 つで、検索結果セットの論文の 3 つを引用しているとします。この場合、自己引用を除く被引用数の合計は 6 になります。
被引用数 = 9
引用文献 = 3(自己引用)
自己引用を除く被引用数の合計 = 6
index
引用記事
このフィールドは、検索結果セット中の各項目の引用記事の合計数を表示します。[引用記事] リンクをクリックして、引用記事を表示します。
index
1 つの記事で検索結果セットの複数の項目を引用することがあるため、取得される引用記事数は被引用数の合計よりも少ないことがあることに留意してください。
たとえば、引用レポートに 6 つの記事が含まれていて、著者が自身の論文でその記事のうち 3 つを引用したとします。この場合、システムでは 6 つではなく、4 つの引用記事を取得します。引用記事は 1 回しか表示されません。
index
自己引用を除く表示
このフィールドは、引用文献数の合計から [引用レポート] 結果セットに表示される文献数を引いた数を表示します。[自己引用を除く表示] リンクをクリックすると、これらの検索結果のリストが表示されます。
index
平均引用数(項目ごと)
このフィールドは、セットの全項目の平均引用記事数を計算する簡単な式を表示します。これは、被引用数を検索された結果数で割ったものの合計です。次に例を示します。
被引用数の合計: 967
検索結果数: 55
967 / 55 = 17.58
index
h-index1
このフィールドは、h-index 数を表示します。被引用数により降順でランク付けされた出版物のリストに基づきます。
h-index は、[年] / [合計年] カラムのオレンジの横線で示されます。この行の上の項目数 "h" には、少なくとも "h" の引用があります。たとえば、h-index 20 は、20 以上の引用がある 20 の項目があることを意味します。この測定基準は、引用頻度の高い論文の不均衡が考慮されるため役立ちます。
Calculating the h-index Value - h-index 係数は、製品の購読レベルの年数と選択したタイムスパンに基づきます。[検索結果] ページに表示されない項目は、計算には含まれません。購読レベルが 10 年の場合、ある特定の著者が 11 年以上前に記事を発行していたとしても、h-index 値はこのレベルに基づきます。さらに、計算には、製品の項目しか含まれません。非対象のジャーナルの書籍や記事は含まれません。
1. h-index は J.E. Hirsch により発案され、Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America 102 (46): 16569-16572 November 15 2005 号で発表されています。
index
レコードの出力
出力には、引用レポートに表示される 5 年の範囲が含まれます。
-
[並び替え] ボックスに移動し、レコードの並び替え方法を決定します。
-
出力オプションを選択します。
-
処理オーバーレイダイアログで、[保存] をクリックして出力プロセスを完了します。
index
出力オプション
-
[プリンター] アイコンをクリックすると、レコードを印刷します。
-
[Email] アイコンをクリックすると、最大 500 件までのレコードを Email アドレスに送信します。複数のアドレスを区切るには、セミコロン( ; )やスペースを使用します。
-
[送信先] メニューから [テキストファイル] を選択すると、レコードをスプレッドシートプログラムで開くことのできる .txt ファイルに保存します。
-
[送信先] メニューから [Excel ファイル] を選択すると、タブ区切りを使用してレコードを Microsoft® Excel にエクスポートします。出力には、引用レポートに表示されているグラフとすべての計算テーブルが含まれます。
index
レコードを Excel で開けない理由
XLS ファイルの一部のレコードを開けない場合があることに注意してください。
XLS ファイルそのものは正常で、データはファイルにすべて含まれています。ただし、Excel のフィールドで利用できる文字数は 32,767 文字で、レコードの [著者名] フィールド(および [著者所属] フィールド)にはそれ以上の文字が含まれているため、Excel はファイルを正しく開けません。少なくとも 1 つのセルに 32,767 文字よりも多くの文字が含まれているファイルを Excel で安全に開く方法はありません。
Excel で開けないこれらのファイルは、Google Docs などで正しく開くことができます。このリンクをクリックすると、Google Docs に移動します。
|